海とわたし残念ながら今は海のない土地に住んでいるので、 ちょっと干からびてます。 あの頃はちょうどサーファールックが流行っていて、 丘サーファーと呼ばれるファッションだけのなんちゃって サーファーもたくさんいました。 ちょっとだけウィンドサーフィンをかじったけど、 やっぱりなんちゃってサーファーの域を 超えることはできなかったなーー。 ライセンスを取ってからは、 海に対する熱い気持ちが復活してきて、 潜るたびに人生観変ってました。 海の中にいるともうこのまま死んでもいい! と思えるほど気持ちが良くて、 嫌なことも皆忘れられて、ストレスでいっぱいだったわたしを 海は大きく包み込んでくれたのです。 ダイビング仲間の死を経験したこともあり、 決して海を自然をなめてはいけないことを学びました。 人間は自然の極々一部に過ぎないんだと、 もっともっと謙虚にならないといけないんだと、 理屈ではなく体で教わったような気がします。 年に一度は南の島を訪れて、夫婦で海を満喫してきます。 わたしが死んだらお墓はいらないから、 大好きな海に遺灰を撒いてね とお願いしています。 汚さないようにしていかないと、といつも心に誓うのです。
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